予算との折り合いをつけながら設計を進めよう

こんな家に住んでみたいという夢や憧れを現実のものにできるのが、注文住宅の大きな魅力です。魅力溢れる注文住宅ですが、設計を進めるにつれ、夢をカタチにするのはなかなか難しいと感じることがあるかもしれません。ひとつには、予算の問題が挙げられます。細かなディテールにこだわったり、特殊な方法で家を建てたりしようとすると、想定していた以上にコストが掛かることもあり得ます。ある程度の妥協点を見つけることは必要でしょう。ただし、妥協のし過ぎも禁物です。注文住宅を建てる意義を見失ってしまうことのないように、この部分だけは譲れない、という憧れやこだわりは大切にしつつ、予算との折り合いをつけて設計を考えて下さいね。

コンセプトを決めることの大切さ

注文住宅を建てることに決めたら、まず、家のコンセプトを決めてから設計をするのがおすすめです。自然と調和するナチュラルスタイルがよいのか、スタイリッシュでモダンなスタイルにするのか、予めコンセプトを考えておきましょう。住む人それぞれの意見を取り入れて家を建てようとすると、どうしても方向性の異なる意見が出てくることもありますが、コンセプトを軸に設計するように心掛ければ、家全体の雰囲気に統一感が出てきます。近年、注目が高まっている住宅のスタイルのひとつが、昔ながらの平屋の住みやすさを実感できるフラットハウスです。階段のないフラットハウスは、小さな子供から高齢の方まで、住む人にとって優しい、スムーズに移動ができるのが魅力です。

3000万の家を建てるときには、最初に譲れない条件を挙げることによって、理想の家に近づけることができます。